| "誰が議長になるか"ではなく、"福岡県議会が変われるか"
自民党県議団を退会するにあたり、私はこれから先、県議団の方針と自分の考え方が異なる場面が出てくるだろうと考えていました。
その一つが、これから行われる議長選です。
今回の議長選は、単に「誰が議長になるか」を決める選挙ではありません。
福岡県議会が、本当に変わる意思を持っているのか。そして、県議会自身に自浄能力があるのか。
それが問われる選挙だと思っています。
自民党本部から福岡県連に対し、現状では県議に公認証を出せる状況ではないとの厳しい指摘がなされたと報じられています。
これは、自民党県連・県議団だけの問題ではありません。
福岡県議会全体が、自らの問題を自ら正すことができるのか。
県民から厳しく問われているのだと思います。
私は、だからこそ今回は、自民党県議団から議長を出すべきではないと考えています。
"最大会派だから議長を出す"
これまでの議会の慣例や会派の論理を、そのまま続けるのではなく、今は一度立ち止まるべきではないでしょうか。
最大会派・責任会派である自民党県議団が、あえて議長ポストを求めない。
そして、他会派とも真摯に協議し、県民の信頼回復と議会改革を託せる議長を選ぶ。
それこそが、自民党県議団が自らの姿勢を改め、県民に対して自浄能力を示す大きな一歩になるのではないでしょうか。
もちろん、これは自民党だけに求められていることではありません。
私自身を含め、すべての県議会議員一人ひとりが問われています。
「最大会派だから」
「これまでそうしてきたから」
「会派の論理だから」
そうした考え方から、一度離れる勇気が必要です。そして、私は「自民党以外なら誰でもいい」と言っているのではありません。
どの会派に所属しているかではなく、県民の信頼回復と議会改革を託すことのできる人物を選ぶべきだと考えています。
県民が見ているのは、ポストを誰が取るかではありません。
自分たちの組織や議会に問題があったとき、
自らを律し、身を引く覚悟を持ってでも、改めることができるのか。
そこに政治家としての責任があると思います。
自民党県議団を退会したのも、自民党を否定するためではありません。
会派の方針と自分の信念が異なったとき、県民のために正しいと思うことを、自分の責任で判断するためです。
これからも、「県民にとって何が正しいのか」
この一点を原点として、福岡県議会の改革と県政への信頼回復に取り組みたいと心から思っています。

2026.8.29 |