神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
last update 2026/10/17 16:01
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【第12回】百条委員会設置議案は可決された。では、ここから何が問われるのか

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「福岡県議会で、何が起きているのか。」第12回百条委員会設置議案は可決された。では、ここから何が問われるのか。 > ←notoマガジンはこちらからです。

――深夜の議論を経て、福岡県議会は自らの責任を果たせるのか――

令和8年10月16日、福岡県議会9月定例会は閉会日を迎えました。正副議長の選任を巡る金銭授受疑惑や海外視察などの問題を調査する「百条委員会設置議案」の取り扱いを巡り、議会は深夜まで難航。本日17日未明(午前4時20分ごろ)、賛成多数で可決され、閉会いたしました。

私は超党派の県議9人とともに10月13日にこの議案を提出しました。提出した議案の可決は一つの節目ですが、真に問われるのは「これから福岡県議会がどう県民の疑問に向き合い、説明していくか」です。
定例会最終日の経過と、今回の出来事が投げかける問いについて整理しました。

1.百条委員会の設置は、ゴールではなく「スタート
」 地方自治法第100条に基づく百条委員会には、出頭・証言要求や記録提出要求などの強い権限があります。
証拠と記録に基づいて調べる
問題があれば責任の所在を明らかにする
問題がなければ根拠とともに説明する
これが議会としての責任です。第三者委員会の調査とともに、双方の役割を踏まえて事実解明を進める必要があります。

2.なぜ、採決まで深夜に及んだのか
代表者会議での約2時間半の質疑、議会運営委員会への付託、さらには「継続審査」の決定など、紆余曲折がありました。最終的には本会議で継続審査が否決され、原案の採決によって可決となりました。
慎重な審議やプライバシー配慮はもちろん重要ですが、「慎重な審議」と「結論の先送り」は異なります。議論の過程も含め、県民への透明性が求められます。

3.県民の皆様の多角的な視点
今回の件は、単なる賛否の二択ではありません。
�� 事実関係の確認を求める視点
�� 調査の公平性と人権を重視する視点
�� 議会運営の安定と手続きを重視する視点
�� 税金の使い方と再発防止を重視する視点
�� 「議会は今後どう対応するのか」と問う視点
異なる立場や懸念を受け止め、共通の課題として向き合うことが不可欠です。

4.百条委員会に求められる「5つのこと」
設置が決まった今、以下の運用が重要になります。
�� 調査の公平性(特定の会派・立場に左右されない)
�� 調査範囲と目的の明確化(金銭授受・海外活動の検証)
�� 関係者の権利・プライバシーへの配慮
�� 調査過程の透明性(公開の徹底と非公開理由の明確化)
�� 再発防止と制度改革(慣例やチェック機能の見直し)

5.第三者委員会と百条委員会の役割整理
外部の専門家が独立して調べる「第三者委員会」と、議会が調査権限を行使する「百条委員会」。手法や権限が異なる両者がそれぞれの独立性を尊重しつつ、適切に調査を進めることが期待されます。

6.可決という事実の先にあるもの
議会への信頼は、百条委員会を設置しただけで回復するものではありません。どんな資料が出され、どんな証言が確認され、どう制度見直しに繋げるか。その積み重ねこそが問われています。

7.一人会派として、これからも問い続ける
自民党県議団を離れ、一人会派「同志・挑戦・創造の会」として活動する中で、少数意見の扱われ方を実感してきました。
政治的な対立や断罪を目的とするのではなく、事実を確かめ、必要な制度改革へ繋げる。今後も議会の一員として責任を果たしてまいります。

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※本稿は2026年10月16日〜17日未明の経過を踏まえて執筆しています。現時点で調査対象の事実を確定・断定するものではありません。

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第三者委員会のヒアリングを受けました

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令和8年10月13時から、福岡県議会をめぐる一連の問題について、第三者委員会によるヒアリングを受けました。
当初は1時間半の予定でしたが、結果的に約2時間にわたりました。

弁護士の先生から、質問事項や回答内容については口外しないようにとのお話がありましたので、調査の公正性を尊重し、具体的な内容についてはお話ししません。
今回、私自身が知っていることについて、一つひとつ丁寧にお伝えし、質問されたことには正直にお答えしました。

出来事そのものだけでなく、その当時の背景や人間関係、関係者の発言などについても、私自身の記憶や記録に加え、伝聞や推測、他の方の証言などを区別しながら、実名を挙げて説明しました。
改めて感じたのは、これまで書き続けてきたnoteの記録が役に立っているということです。noteでの発信は、これからも続けていきたいと思います。

当時の出来事や、そのときに感じたこと、議会の内側で何が起きていたのか。記録を残してきたからこそ、記憶をたどりながら、より丁寧に説明することができました。
今回のヒアリングですべてが終わるわけではなく、今後も引き続き協力を求められることがあると思います。その際も、知っていることを正直にお伝えしていくつもりです。
大切なのは、誰かの主張だけで結論を出すことではなく、さまざまな証言や記録を丁寧に検証し、何が事実だったのかを明らかにすることです。
そして、その事実をもとに、県民の皆さんから信頼される福岡県議会を取り戻すこと。
そのためにも、私はこれからも記録を残し、発信を続けていきます。

2026.10.15


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百条委員会設置議案の審議・採決を求め、議長に申入書を提出

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10月15日、10月13日に提出した百条委員会設置議案について、大島議長に申入書を提出しました。
今回の申入れは、次の2点です。

�� 今定例会中に本会議で採決すること
正副議長の選任を巡る金銭授受疑惑や海外業務委託費などの問題は、福岡県議会への信頼に関わる重大な問題です。次の定例会以降に先送りすることなく、今定例会中に議会としての意思を明確にすべきです。

�� 委員会付託を省略し、本会議で直接審議・採決すること
本議案は、個々の疑惑の事実認定を行うものではなく、事実関係を明らかにするための百条委員会を設置するかどうかを判断するものです。
委員会付託を行う場合も、審査期限を明確にするなど、審議をいたずらに長引かせず、速やかに本会議で採決できるよう求めました。

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今回の問題は、議会自らが事実関係を明らかにし、県民への説明責任を果たせるかどうかが問われています。
百条委員会を設置するかどうか、まずは議会として正面から議論し、結論を出すべきです。
議会運営委員会での協議結果と、本議案の取扱方針についても、議長に説明を求めています。

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県民の皆さまに対して、開かれた議会、説明責任を果たす議会であるために。
提案者9人の一人として、引き続き取り組んでまいります。

https://youtu.be/2W1rxSo-A_o?si=L3fwwvo0L4BTOldX

2026.10.15


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なぜ私は「百条委員会」の設置を求めるのか

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10月13日、私は有志・超党派の県議9名とともに、福岡県議会において地方自治法第100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を求める議案を議長へ提出いたしました。
今回の議案提出の経緯と、なぜ今この百条委員会が必要なのかについて、私の想いをお伝えします。

<今回の百条委員会で調査・検証を目指すもの>
今回の調査対象は、主に以下の2点です。
1.正副議長の選任を巡る金銭授受疑惑
2.高額な海外視察などの海外活動に関する問題
特に海外視察に関しては、単に疑惑を指摘するにとどまらず、その目的・費用・実施内容を厳格に検証します。そして、基準を超えた支出が認められた場合には、参加者全員に対して県への返還を求めていく方針です。
県民の皆さんの貴重な税金が使われている以上、「何に、どのように使われたのか」を明確にし、然るべき責任を果たさなければなりません。

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<提出時のやり取りと、私が感じた大きな疑問>
議案提出の際、大島議長からは「なぜ今、百条委員会なのか」という疑問が示され、議会事務局長からは「予算がないと百条委員会は提案できない」といった趣旨の発言がありました。
しかし、私はこの対応に対して強い疑問を抱いています。
〇第三者委員会と議会自身の責任
仮に第三者委員会が設置されていたとしても、県議会自らが調査を行う責任が消えるわけではありません。
〇議案提出と予算の問題
議案を提出することと、それに必要な予算の確保は分けて考えるべき課題です。予算上のハードルがあるのならば、議会全体で解決策を議論すればよいはずです。
こうした発言がどのような規則や法的根拠に基づいているのかについても、明確にする必要があると考えています。

<中立・公平な調査のための取り組み>
今回の調査にあたっては、公平性を最大限確保するため、議案提出者のうち正副議長経験者3人を委員候補から除外するという判断を行いました。
あらかじめ疑惑の有無を決めつけるのではなく、証拠と記録に基づいて事実を確認し、問題があれば責任の所在と再発防止策を明らかにすることこそが本来の目的です。

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<今後のスケジュールとメッセージ>
10月15日:議長に対し、百条委員会設置議案を今定例会中に審議・採決するよう求める申入書を提出予定
10月16日:本会議にて議案が上程される予定

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一人会派であっても、県民の皆様の疑問を解明する責任に変わりはありません。議会の自浄能力は、言葉ではなく「行動」によって示されるべきものです。
百条委員会を設置するのか、しないのか。県議会が自らの課題にどう向き合うのか、その姿勢が問われています。
県民の皆さんにおかれましても、県議会の判断をぜひ見届けていただければ幸いです。

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県民の皆さんに開かれ、心から信頼される県議会を目指し、引き続き一人でも多くの議員の賛同が得られるよう全力を尽くしてまいります。とにかく覚悟をもって行動で示していくしかないと考えています。

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▼ より詳しい内容・経緯についてはnoteにもまとめています。併せてご覧ください。
「第11回「私はなぜ、百条委員会の設置を求めたのか」 ←note記事はこちら

2026.10.14


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田川郡区の県議会議員定数が、「2」から「1」へ。

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田川郡区の県議会議員定数が、「2」から「1」へ。

今議会(令和8年9月定例会)の最終日本会議(10月16日)で決まる予定です。
議席が一つになるからこそ、誰がどのような考えで県政に向き合うのかが、これまで以上に問われることになります。

私はこれまで、地元田川地域で、自分自身の選挙も含め、さまざまな選挙で自民党と向き合ってきました。
また県議会では、自民党県議団の方向と私の考えの違いから、8月24日に自民党県議団を退会しました。
これからは、会派に縛られることなく、
自分自身の主張と発言に責任を持って、正々堂々と県政に向き合います。

守るのか。
壊すのか。
それとも、創るのか。

私は、古い慣例や会派の論理に縛られるのではなく、県民の信頼を取り戻せる新しい県議会と、田川の新しい未来を創ることに挑みます。
背筋をピーンと伸ばして、正々堂々と。
これが、これからの私の姿勢です。

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2026.10.7


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