神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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北海道富良野を舞台にした家族のドラマ「北の国から」

23年前の平成13年(2001年)夏に訪れた北海道富良野。北海道の富良野(麓郷)を舞台にした家族のドラマ「北の国から」が好きで、子どもたちを連れて行ってきた。そう「北の国からは」、大自然の雄大さ、美しさを背景に、自然と向き合う厳しさ、そして農業や地域の人たちの協力を通して人間としての生き方を考えさせてくれたすばらしいドラマだった。「北の国から」の田中邦衛が演じる五郎は、自然とともに生きよ、そうすれば死なない程度に恵みを受けられる、そんな言葉を五郎から二人の子供たちへという形で残している。翌年の2002年の「遺言」で完結しているが、どの時代にあっても、次の世代に何を引き継いでいかなければならないのかを問いかけているようなドラマだったんじゃないか。
23年ぶりの富良野は、ドラマ「北の国から」の舞台としてではなく、外国人観光客が殺到するインバウンド誘客が現状であり、少し寂しくもあり、大丈夫なのかという危うさも感じた。日本人観光客であればきっと、大自然の雄大さや風景を守ることの大切さを知り、ここで暮らす人たちの生活や文化・風習を学ぶために訪れているんじゃないかと思うが、外国人観光客には本当に地域資源の大切さが理解できるものなのかどうかわからない。”英彦山を世界へ”の取り組みも、ここのところをしっかり押さえてやることが大切だと思う。
「北の国から」で最後に五郎はこんな言葉を子供たちに遺言として残している。「金なんか望むな、幸せだけを見ろ。ここには何もないが自然だけはある。自然はおまえらを死なない程度には十分、毎年食わしてくれる。自然から頂戴しろ。そして謙虚に、つつましく生きろ。」自然と共存し、人間が生きていくために必要なだけの恵みを受けるという、このドラマの原点をいま一度考えたいと思う。

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「疲れたらいつでも帰ってこい。息がつまったらいつでも帰ってこい。くにへ帰ることは恥ずかしいことじゃない。お前が帰る部屋はずっとあけとく。布団もいつも使えるようにしとく」
「人に喜んでもらえるってことは純、金じゃ買えない。うン。金じゃ買えない」
「金があったら金で解決する。金がなかったら 智恵だけが頼りだ。智恵と、自分の、出せるパワーと」



添田町の姉妹町(北海道美深町)を訪問

旧国鉄時代に赤字ローカル線の日本一を争っていた添田線と美幸線。それが縁となって、昭和56年10月9日に添田町と美深町が姉妹町として盟約を結びました。
高校時代は2,3年時はバイクでしたが、1年時(昭和53年)はこの添田線で通学していました。昭和60年(1985年)4月1日に全線が廃止となりました。
交流事業の一環として、長女が小学校6年時に添田町と美深町との交流事業で美深町の子どものホームステイを受け入れました。翌年には中1となった長女が美深町への訪問団として美深町へホームステイをさせてもらいました。受け入れ先の家族や友だちの優しさに触れたようで、北海道の気候や文化を学んだ体験は、きっと大切な財産となったことだと思います。
昨年度(2023年度)に町制施行100周年の節目を迎えた美深町は、北海道の北部に位置し、北見山地を望む盆地で面積675キロ平方メートルの広い土地を持つ町です。じゃがいもやメロン、ラム肉など北海道ならではの特産品は全国でも高い評価を受けている農業と林業の町として栄えてきました。一度は訪ねてみたいと思いつつ、なかなか機会もなかったのですが、やっと行く機会ができました。

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美深町役場では、草野孝治町長と面談させて頂き、美深町の歴史や添田町との交流事業等、お話や特産品の紹介など聞かせて頂きました。またホームスティを受け入れ、ホームスティをさせて頂いた方の情報も聞くことができました。”道の駅びふか”や近くの温泉にも立ち寄り、美深町産の蜂蜜と添田町産のユズ(柚子)を使ったクラフトビール「はちみつゆずエール」を購入しました。このビールは美深白樺ブルワリーで製造し、ユズの爽やかな香りと風味、わずかな渋みの蜂蜜の味わいで、すっきりした飲み心地が特徴です。新たな地域資源を活用した商品として美深町内外へのPR、販路開拓を目指していました。

美幸線の廃線跡にある実際のレール上にあるエンジン付きトロッコ列車も紹介してもらい体験してきました。約10キロのろこっろ列車は、白樺の木々の間や渓谷の谷間を抜けながら風を切って走り抜けます。約40分間、大自然の中を自分で運転する醍醐味は、これまで乗ったどんなアトラクションよりもスリル満点で、日田彦山線の軌道敷きのレールは、やはり残さなければならなかったと思いました。

今回、突然の訪問でしたが、姉妹町の美深町と添田町との様々な交流事業を通じて、それぞれ抱えている課題や弱点を克服し、街づくりの再生に繋げていけるのではないかと考えました。国内外からの誘客による観光振興、新たなビジネス事業の展開、自主財源が乏しい中で如何にお金を落とす仕組み・流れを作っていくか。姉妹町として40数年の歳月を経てきたこそ、新たなビスネスチャンスが到来しているような気がします。

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映画「武蔵」試写会(令和6年6月30日)

6月30日午後、映画「武蔵」無料試写会が添田町オークホール(13時開場、14時上映)で開催された。
日田彦山線沿線地域振興事業実行委員会を立ち上げ、関係人口や交流人口の拡大を目指した取り組みを実施しており、その取組のひとつとして欧米の映画・ドラマロケーションの誘致を推進している。今回、地元住民に出演いただいて制作した映画「武蔵」の試写会を開催。
IY-Globalの吉松 育美さん、マットタイラーさんが制作され、今回の映画「武蔵ー英彦山秘文ー」の特別試写会・レッドカーペットイベントとして開催された。11月3日にはハリウッド映画で披露される予定ということ。
二人とは3年前の令和3年に初めてお会いした時、新たなビジネスへの熱いものが湧いてきたのを覚えている。
添田町の歴史・自然・文化や伝統、英彦山・岩石山の風景の素晴らしさ、人情の豊かな風土など、これから添田町が取り組んでいける新たなビジネスのチャンスだと思う。また、吉松育美さんはミス・インターナショナル2012年グランプリで、まさに"美の街づくり"を一緒に創りたいとも思う。

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令和6年6月定例会閉会〜江口善明副議長選出

6月6日から24日までの19日間の会期で開催された6月定例会が閉会した。
条例議案 8件など17件の議案と最終日の本会議において追加提案された人事議案1件を含め、計18議案いずれの議案も可決された。
また、新たな副議長に同期(自民党県議団当選4回)の江口善明県議が選出された。江口さんとは、初当選から同じ会派で、いろいろ苦労されてきたのを見てきていたので、副議長に選出されて本当によかったなぁと思う。
今、県議会は海外視察などで県民の皆さんから厳しい目を向けられている。県議会としては、プロジェクトチームで検討してきているが、議会としての改革案の中間答申を取りまとめたところ。副議長として、県民の皆さんの期待に応えられるように、議長と共に県政の発展と県民福祉の向上に尽力して頂きたい。心から頑張って頂きたいと思う。

また本会議開会前には、国道201号(行橋−香春)整備における早期事業着手について、行橋市長、行橋市議会議長、みやこ町長、みやこ町議会議長が、自民党県議団・自民党県連に、県執行部の県土整備部長・技監・道路建設課長も同席の上で、県議会棟に要望に来られた。地元県議としてしっかり役割と使命を担っていかねばならないと思う。
会期中は、代表質問・一般質問・常任委員会・議連総会、そして地元田川の振興策等々について関係部局と断続的に打ち合わせ、各種講演会や地元6次化商品販売会など多種多様な取り組みが行われている。

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自由民主党福岡県支部連合会年次大会と福岡県清掃事業協同組合連合会通常総会・懇親会

令和6年6月8日午前中、自由民主党福岡県支部連合会年次大会が、ホテル日航福岡で開催された。大会の前に、自由民主党福岡県支部連合会総務会で、来年の第27回参議院議員選挙において松山政司参議院幹事長が福岡県下全選挙区の推薦により候補者決定された。
年次大会では、先ず県連会長の原口剣生先生からご挨拶があり、来賓を代表して服部誠太郎知事がご挨拶された。
麻生太郎先生からは講和として、派閥による政治資金問題についての謝罪と政治資金規正法改正案について、また国内外の政治・経済情勢について話され、一つひとつの話題を聞き逃さないようにしっかり聞いていた。挨拶の中で一連の政治資金問題について「自民党に逆風が吹いている」と発言した上で、国民の信頼回復が必要だと訴えられた。麻生先生のおっしゃる通り、国民の政治への信頼なくして政策を前に進めていくことはできないと思う。危機感がひしひしと伝わってきた。

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前日の6月7日は、福岡県清掃事業協同組合連合会通常総会・懇親会に出席してきた。「地域の公衆衛生の向上と環境保全に多大な貢献をしてこられた事業者の皆様のご尽力に敬意を表しますとともに今後益々のご発展とご活躍をお祈りいたします。」
自民党県議団に入り、これまで案内を頂いた事がなかった業界・団体から総会や懇談会にご案内を頂くようになっている。思いがけず自民党副総裁の麻生太郎先生もご出席され、びっくりしたというよりもとても嬉しかった。写真も一緒に撮ってくれて感謝感謝です。

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令和6年6月定例会

令和6年6月6日、第6回福岡県議会定例会が開催された。会期は6月24日までの日程で決定された。
服部知事から、条例議案 8件、専決処分したものについて報告し承認を求める議案 1件、工事請負契約の締結に関する議案7件、人事に関する議案1件の17件の議案が提案された。
条例議案については、「福岡県税条例の一部を改正する条例で、その内容は、「地方税法」等の一部改正に伴い、法人事業税の外形標準課税に係る適用対象法人の見直しを行うほか、所要の規定の整備を行うもの。また「福岡県児童福祉施設の設備及び運用の基準に関する条例の一部を改正する条例」及び「福岡県幼保連携型認定こども園の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」で、その内容は、こどもを安心して預けられる体制整備のため、保育所及び幼保連携型こども園の職員配置の基準を改めるものとなっている。
専決処分したものについて報告し承認を求める議案は、福岡県税条例等の一部改正で、「地方税法」等の一部改正に伴い、個人県民税の特別税額控除を実施するほか、所要の規定の整備をおこなうもの。
工事請負契約の締結に関する議案は、宗像特別支援学校(仮称)新築工事ほか一件について契約を締結するもの、一般国道322号香春大任バイパス一号トンネル本体工事ほか四件について議決内容の一部を変更するもの。
人事に関する議案は、福岡県教育委員会委員を任命することについて、県議会の同意を求めるもの。

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大韓民国・慶尚南道議会韓日親善友好議員連盟、県議会を表敬訪問

令和6年5月27日、福岡県議会が友好交流協定を締結している大韓民国・慶尚南道議会韓日親善友好議員連盟の皆さん(34名)が県議会を表敬訪問され、福岡県日韓友好議員連盟の副会長として出席した。今年2月に訪韓したが、福岡県議会と慶尚南道議会が平成24年5月に友好交流協定の締結から13年、両議会が平等互恵の原則に基づき、相互理解や友好親善を深め、両地域の人的交流をはじめ、文化・経済分野などの民間分野を含めた相互交流が活発に行われるよう相互に努力し、両地域の交流促進と繁栄を目指すことが掲げられている。これまで相互訪問を重ね、経済、環境、農業などの分野において交流と理解を深めてきている。福岡県議会と慶尚南道議会のこれまでの交流の歴史をふまえ今後のさらなる交流の発展について、意見交換を行った。
県議会の国際交流の役割と使命は大きく、アジアの玄関口、福岡県にとって、経済交流・文化交流・青少年交流を強力に推進していき、グローバルな展開を図らなければ福岡県そして九州の発展はありえないと思っている。

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筑豊横断道路建設促進期成会定期総会(令和6年5月24日)

令和6年5月24日、「筑豊横断道路建設促進期成会定期総会」が開催され来賓出席してきた。 筑豊横断道路(一般国道201号バイパス)は、福岡県を東西に横断し、福岡都市圏と筑豊地域および周防灘臨海工業地帯を結ぶ唯一の動脈であり、筑豊地域をはじめ沿線地域の開発を先導する基幹道路である。また、東九州自動車道に連結され、北部九州全体の経済発展の一翼を担う重要な基幹道路として期待されている。
2017年県議会では、国道201号、通称筑豊横断道路の八木山バイパス4車線化福岡県議会議員連盟が発足し事務局長を拝命した。2019年3月29日に八木山バイパス4車線が決定されたが、その間、国土交通省北九州事務所を皮切りに、様々な要望で霞が関での活動を行ってきた。
国土交通省九州地方整備局は、一般国道201号 「八木山バイパス」(13.3キロ) の4車線化に伴う本年度中の再有料化に向け 「普通車280円」 「軽自動車220円」などの通行料金を発表した。 先行して令和6年度に工事が終了する篠栗インターチェンジ (IC) 筑穂IC間(5・7キロ)の開通に合わせ徴収を始める。全面開通は令和11年度を目指している。

今後の筑豊横断道路(一般国道201号バイパス)の事業促進については
〇有料道度制度を活用した八木山バイパス全線13.3km区間の4車線工事完成
〇八木山バイパス区間における穂波ICのフルインター化
〇香春拡幅区間の事業推進による早期完成
〇仲哀拡幅区間の工事着手による4車線化事業推進
〇仲哀拡幅区間終点側みやこ町域から行橋IC区間の早期事業化
〇筑豊横断道路事故発生個所の安全対策並びに渋滞箇所への渋滞緩和対策

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梅雨が近づいてきて・・・

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【早朝の散歩で目に入ってくる学校建設と盛り土】

添田中学校の改築と、来年4月に添田町内の小学校が一つに統合され、今、学校建設が進んでいる。昨年実施された1回目の入札では不落となり、再入札が1社入札で99.9%となっていたと記憶しているが、さぁ来年は岩石山・添田公園をバックに自然環境の素晴らしい学舎で、【知育】【徳育】【体育】を育み、真の人間教育を実践して頂きたい。

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もうすぐ梅雨の時期となるが、町内各所から目に飛び込んでくるのが、金の原にある土砂処分場。これまで県から計画した量(高さ)を超える大量の土砂が積み上げられている点について、再三再四指導を行っている。もし土砂災害が起きれば、熱海のような大惨事になるかもしれない。毎年のように襲ってくる豪雨により、町内各所で土砂災害が起こり、高齢者が巻き込まれたり、お亡くなられた方もおられる。この盛り土の周辺には、40軒以上の民家が点在しているから、今後も県にはしっかり監視を徹底するように要望している。
メディア報道によると、今ニュースになっている大任町に建設されている大型ゴミ処理施設や最終処分場、し尿処理施設の建設に係る大量の土砂が搬出されているという。実際のところ、どこの土砂がどのくらい運び込まれたのか。全てを県は把握していないが、住民の安心安全を担保する上でも、県として知っておく必要があるのはないか。

昨年は、記録的な大雨の影響で添田町庄の真木団地で、土砂崩れに巻き込まれて旦那さんは負傷し、奥さんが亡くなられた。災害現場は雑木林が伐採され太陽光発電が設置されているが、大量の水が地面に吸収しきれず、雨水の流れがどうだったのか、地域の皆さんの心配は計り知れない。現場では法面工事を実施していたが、土砂崩れの原因はどこにあったのか?少なくとも行政は太陽光発電設置により、どのように環境に影響を及ぼすのか、しっかりアセスメントを検証しなければならないのではないか。

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福岡県内の8市町村「消滅可能性」

民間有識者でつくる「人口戦略会議」は、2050年までに20代から30代の女性が半減し、全市区町村の4割にあたる744自治体がいずれ、人口減によって行政の運営が困難になり、「消滅する可能性がある」とする報告書を公表した。
「消滅可能性」の根拠として、出産の中心世代とされる20〜39歳の女性人口が今後、50%以上減ることを挙げている。日本の総人口は近年、60万人前後のペースで減っていて、2100年には6277万人に半減するとされる。現在29%の高齢化率は40%に達する。経済は縮小し、行政機能の維持が難しくなるとされている。
10年前にも報告書が示されたが、今回は「消滅可能性自治体」の数が前回調査から152減った。当時を振り返ると「地方創生」に取り組んだが、多くの自治体が、若い住民を奪い合うかのような施策に走ったため、肝心の少子化対策が不十分だったとの指摘もある。

福岡県内では筑豊地域を中心に8つの市町村が入っている。県内では嘉麻市、小竹町、鞍手町、東峰村、添田町、川崎町、みやこ町、それに築上町と筑豊地域を中心に8つの市町村が入っていた。いずれも人口流出が深刻で、自治体は対策に頭を悩ませている。一方、福岡市近郊を中心に9市町は「持続可能性が高い」とされ、13市町村は10年前から改善したが、有識者グループは、「実態として、少子化の基調はまったく変わっておらず、楽観視できる状況にはない」としている。
13市町村は、10年前の「日本創成会議」の分析で消滅可能性があるとされたが、今回は脱却している。ただ、少子化や人口流出は進んでおり、決して楽観できる状況ではない。国の対策に市独自の取り組みを合わせながら、どう人口減少に歯止めをかけるのか、引き続き課題は山積だと思う。

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全国的にみると、消滅可能性自治体率13.3%と少ない福岡県は都道府県ランキングで第5位となっている。消滅可能性自治体の割合が少ない都道府県のトップ5は、第1位:沖縄県0%、第2位:東京都3.2%、第3位:滋賀県10.5%、第4位:愛知県13.0%、第5位:福岡県13.2%となっている。
【A】自立持続可能性自治体
20〜39歳の若年女性人口における今後30年間の減少率が2割未満であり、100年後も若い女性が半分近く残る自治体。
太宰府市、福津市、那珂川市、志免町、須恵町、新宮町、久山町、粕屋町、苅田町
【B】ブラックホール型自治体
出生率が低いので自らは人口を増やせないものの、周囲から人口をブラックホールのように飲み込んでいく自治体。
なし
【C】消滅可能性自治体
2050年までの30年間に20〜39歳の若年女性人口が半分以上も減少し、人口減少が止まらずに消滅していく可能性の高い自治体。
【C1】社会減対策が極めて必要
鞍手町、東峰村、みやこ町、築上町
【C2】自然減対策が必要であり、社会減対策も極めて必要
嘉麻市、小竹町、添田町、川崎町
【D】その他の自治体
上記の3タイプに該当しないものの、いずれにしても若年女性人口が減っていく自治体。
【D1】自然減対策が必要
福岡市、筑紫野市、春日市、大野城市、宗像市、古賀市、篠栗町
【D2】社会減対策が必要
田川市、筑後市、行橋市、豊前市、うきは市、糸島市、宇美町、芦屋町、岡垣町、桂川町、筑前町、大刀洗町、大木町、香春町、糸田町、大任町、赤村 、福智町、吉富町、上毛町
【D3】自然減対策も社会減対策も共に必要
北九州市、大牟田市、久留米市、直方市、飯塚市、柳川市、八女市、大川市、中間市、小郡市、宮若市、朝倉市、みやま市、水巻町、遠賀町、広川町

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5年ぶりに行われた上添田財団区・須佐神社神幸祭

5年ぶりに開催された上添田財団区(添田東行政区・添田中行政区・添田西行政区)の須佐神社神幸祭。令和6年5月11日、12日と無事に巡行された。11日は晴天となり、飯塚の独身寮に住んでいる次男も帰宅して御神輿を担ぐ。元宮祭典から仮宮までの御旅所の下り御巡行は、添田西行政区・添田中行政区を御巡行して、途中5カ所の休憩所で、地域の方々のおもてなしで御神酒やビール、おつまみが振舞われた。
翌日12日は朝からの雨だったが、仮宮祭典から元宮の須佐神社までのお上り御巡行は、添田中行政区、添田東行政区(自宅前も通り)を御巡行し、ここでも3カ所の休憩所で接待をされる。須佐神社(氏子)神幸祭は、地域で大切な行事なので、これだけは絶対に参加しなければならない。

<追伸>幟旗は隣組ごとに建てられ、今はあまり使われていない小字も書かれていて、地域にとっては組の名前の方がわかりやすい。また、注連縄も隣組によって微妙に御幣切りが違うから面白い。

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見聞を広げ、見識を高める大切さ。

柔軟な判断や対応が求められる変革の時代、視野の広さが大きな強みとなると思います。見聞を広げ、思考や知識を深め、多面的に物事をみることができるようになりたいと思っています。そのためには、好奇心旺盛でフットワークを軽くして、何よりも一つの意見や考えに固執しないことが大事なんじゃないのかなぁと思うんです。
視野が広がると、いろんな場面で役に立ちます。例えば物事や自分の置かれている状況をフラットに眺めながら、的確に状況判断できるようになったり、柔軟に意見を取り入れ、新しい考え方や視点で物事をみることができるようになります。そのため、より効果的・効率的な問題解決能力が高まるのではないでしょうか。また、これまでにないアイデアなり発想が浮かび、複眼的思考パターンが可能になってくるんだと思うんです。
視野を広げるためには、やはり知識や経験が大きな要素となりますが、日頃の仕事や日常生活から離れて、国内外の地を訪れ、自分とは異なる価値観や年代の人たちと積極的に出会うことが何より大切なんだと考えます。
それは、世の中には多様な価値観や考え方があることに気づくからです。従って、知らない事や未経験の領域であれば、思い込みや先入観を捨てることが大事で、これこそが難局に遭遇した時の解決のヒントになってくるんだと思うんです。

37年間務めた教員生活を終えた妻育子も、4月は新たにスタートを切る門出でありました。新規一転、新たなステージで社会貢献していきたいとの想いで、4月は怒涛のスケジュール(何カ月も前から、ネットで安いホテルを予約し、LCCで格安航空券を手配して)でこれまでの経験値を頭の中でゼロクリアして、オールリセットしなければならなかったんだと思います。北海道でクラーク博士像を見ながら、妻曰く「志が大切よね!」。何となく、この選択で良かったんだと自分に言い聞かせているようでした。

《Boys, be ambitious.》〜facebookの投稿より〜
米国人クラーク博士が、札幌農学校の教頭を辞して日本を去るにあたって、教え子たちに贈った言葉。若者は大きな志を持って世に出よという意味だと思います。
クラーク先生は北海道にある札幌農学校(現在の北海道大学)の先生としてアメリカから招かれ、生徒たちに農業を教えました。そしてわずか9ヵ月後、日本を去るときに言った言葉が‘Boys, be ambitious’~少年よ 大志をいだけ~ です。
志とは何でしょうか。志とは心に思い決めた目的や目標という意味です。夢と少し似ていますが、志は自分という人間がどう“ありたい”か、自分がどう“なりたい”ということです。夢はこうなったらいいなと望むこと、志はこうなりたいと思い、そのために今、行動することです。
クラーク先生の言葉から志とは、"人としてよりよく生きるために自分が決めた高い目標’"と感じます。
「少年よ大志をいだけ。それはお金や自分の欲のためにではなく、また名声という空しいもののためであってはならない。人間として当然そなえていなければならぬあらゆることを成しとげるために大志をいだけ。」
今の日本人一人ひとりに問いかけているようです。

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令和6年4月分の県政記者クラブ提供資料の一部(県民生活商工委員会所管分)

所属しています県民生活商工委員会所管分の令和6年4月の県政記者クラブに提供されたお知らせの一部を掲載します。

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令和6年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰(熊谷信孝先生)

内閣府では、緑化推進運動に顕著な功績のあった方々に対して、その功績をたたえるため、毎年度内閣総理大臣による表彰を行っています。
令和6年は全国で13件(個人2,団体11)の受賞が決定しました。このうち、福岡県から熊谷信孝先生が内閣総理大臣賞を受賞されました。

熊谷信孝先生は、県立田川高等学校の恩師であり、高等学校の理科教諭として在籍中から、地域の里山で動植物の調査や植物の再生・保全活動を実施してきました。関連書籍の出版や、住民を対象とした観察会の開催・指導にも取り組み、地域の自然環境の保全や緑化意識の醸成に貢献してきています。
「福智町」の町名の由来ともなった福知山では、枯死寸前であった「虎尾桜」と呼ばれる桜の木が、県内での自生が稀なエドヒガンザクラであることを明らかにしました。熊谷信孝先生らの尽力により樹勢を回復したこの桜は、平成12年に福智町の天然記念物に指定され、町木としても広く親しまれており、地域ぐるみの保全活動が続けれられています。また、香春岳と英彦山では、絶滅が危惧されるオキナグサの再生保全活動に取り組むとともに、平成3年の台風により甚大な被害を受けた英彦山のブナ林再生のために、近隣の母樹から種子を採取・育苗し、多くのボランティアの技術的指導を行いながら植栽を継続しています。
さらに、これらの活動に加え、動植物の調査結果をまとめた多数の書籍を出版するとともに、県の環境教育指導員として住民を対象とした観察会の講師を務めるなど、一般市民への普及啓発にも尽力されてきました。
熊谷信孝先生は、丹念な調査と保護活動により、地域の里山の保全に寄与するとともに、調査結果の公表や教育指導を通じて広く緑化意識の醸成に貢献し、その功績は高く評価されるものであります。

緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰、誠におめでとうございます。

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AIR:アーティスト・イン・レジデンス事業が開催

令和6年3月31日、日田彦山線沿線地域振興として、添田町オークホールで、※AIR:アーティスト・イン・レジデンス事業が開催されました。
服部誠太郎知事や江口勝副知事、松本 國寛座長(日田彦山線復旧問題対策協議会)、県総務企画振興委員会からは正副委員長をはじめ県からも参加され、600座席は地元住民の皆さんで満杯でした。
とても楽しく、感動と笑いで、素晴らしい企画でした。悠久の歴史と伝統工芸、そして文化の薫る町が添田町なんだと改めてそう思いました。
今世間を騒がしている田川ですが、今の行政のやり方で住民の皆さんは納得しているんでしょうか。利権の蔓延った政治じゃなくて、心の豊かさ・人生の豊かさが実感できる政治の方が断然心地よいと思うんですが・・・

※令和2年に設立された福岡県日田彦山線沿線地域振興推進協議会において「福岡県日田彦山線沿線地域振興計画」を策定しましたが、その一環として、芸術による交流促進事業(AIR:アーティスト・イン・レジデンス)」が行われています。
「ワクワクした地域づくり」と「アットホームな受け入れ環境づくり」による移住定住の促進を目的として、地域に一定期間滞在するアーティストが地域住民との交流を通して芸術活動を行う取り組みです。令和5年度は沿線地域に1か月程度滞在し、地域との交流を通して作曲活動を行う作曲家を公募したところ、全国から48名の応募がありました。作曲家の宮川彬良氏と演奏家の西本幸弘氏の助言のもと、地元関係者等で構成される選考委員会で選考を行った結果、5名の作曲家を選定しました。
本日は、宮川彬良氏のプロデュース、 九州交響楽団の演奏で、5名が沿線地域の風土、歴史、文化に触れ、そして地域住民の皆様との触れ合いのなかで感じ取ったものを音楽として披露しました。

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退職(卒業)〜麓から眺める山の稜線は、なだらかでゆるやかに〜

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離任者 退職者を代表してご挨拶申し上げます。
私たちは今年度をもって、異動また退職し、福智町を離れることとなりました。
これまで、関係の皆様には大変お世話になりました。
福智町は、北東に福智山、中央には中元寺川 彦山川、そして遠賀川とつづき、「福智のち」の町立図書館等 自然豊で教育環境にも恵まれた町でありました。また、様々な人々から支えて頂き、そのような中で私たちは、子ども達の教育に全力で取り組むことができました。
福智町は、童謡作家 河村光陽先生の生誕の地で有り、先生もまた旧金田小学校で音楽科の教員として、教壇に立たれたと聞いています。その後、童謡作家として作家活動に取り組まれていますが、ずっと子ども達への思いを大切にされ、子ども達の純真さや喜び、自然への愛と尊重、友情や助け合いなどを作品の中にこめられてこられました。また、先生は、子ども達の心に楽しみや感動を与えるだけで無く、子ども達が良い人間として成長するための良い影響を与える事を目指しておられました。そのような子どもを思う思いにあふれた福智町で、子ども達の教育に携わることができたこと、本当にありがたく思います。
私ごとですが、本年度で、教員生活37年を終えます。教員生活のスタートを旧金田小学校でお世話になり、最後の年を福智町でお世話になることができました。若かりし頃に、諸先輩方から、授業の力を付けること、様々な経験をして、見聞を広めることよく学びよく遊びなど、本当に育てて頂きました。当時、金田小学校では、秋の鍛錬遠足で、5年生で鷹取山/6年生で福智山への登山をおこなっていました。
学校を朝7時30分に出発し100名以上の子ども達と目指した道のりは登山口までがとにかく遠く、また、頂上までがさらに厳しい道のりでした。こうして今、麓から眺める福智山の稜線は、なだらかでゆるやかに観ることができます。
ご迷惑をおかけすることばかりであったと思いますが、皆様からたくさん支えて頂いたおかげです。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
最後になりましたが、福智町の子ども達の健やかな成長と、皆様方のご健康をお祈りして、簡単ではございますが、ご挨拶と致します。

令和6年 3月29日
離任退職者代表
福智町立弁城小学校 校長 神崎 育子

仕事と家庭の両立は本当に大変だったと思います。
教職というやりがいのある仕事を全うし、
4人の子どもたちを立派に成長させました。
子どもを育み、人を育てる、育子という名前の通り、
幾多の困難を乗り越えて、立派に頑張ってきました。
本当にありがとう!
家族みんなで感謝しています。

これからの人生、オールリセットして新たな分野にチャレンジし、社会貢献していきたいとの想い、とても立派な事だと思う。
さぁ!新しいステージをみんなで応援していこう!!



父(次彦)の格言は、遺言だったのか?!

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60歳となった妻も、お陰様で校長として最後の卒業式を終えることができた。3学校目の校長とは言え、校長式辞や卒業証書授与は万感胸に迫るものがあるんだと思う。50歳で福岡教育大学の大学院生となり、学校に復帰後、管理職の道へと進むことになる。それから怒涛のような一年一年だったように思う。結婚する時に、父から「育子さんの仕事を絶対に辞めさせる事はならんぞ!」と言われ、きっとあの世で「よし、よし」とうなずき、父母、義父ともあの世で喜んでいるんだと思う。本当にご苦労様でした。立派に教員人生を全うしてきたと思う。

66歳で突然事故でなくなった父には、いろいろと格言めいたことを言われてきた。今考えると、その後暗示するような出来事が次から次へと起こっており、まるで遺言のようにも思えてくる。

「財を残すよりも 人を残せ」 → 大学時代に言われたが、結婚して4人の子どもの親となり、お金は子育て・教育に使い切ろうと考えた
「大きな組織の小さな歯車よりも 小さな組織の大きな歯車になれ」 → 分社化で子会社になり、腐りかけていた自分を奮い立たせる
「お前の力を見せつけてやれ、実績こそが力」 → 一人部署となり新規事業で部門別損益で評価されることになっていく
「育子さんの仕事を絶対に辞めさる事はならんぞ」 → 選挙に出ることになり、周りから奥さんを辞めさせるように何度も言われる
「昔の家は大黒柱で家を支えていたが、今の家は、それぞれの柱が家を支えている。家族も同じぞ」 → 所帯は共働きが当たり前になり、二人で家計を支えるようになる
「人は家を作り、家はまた人を創る」 → 環境が人を育てるように、実際に5回家の建築に立ち会うことになる
「聡、お前に親父(日義おじいさん)の気持ちがわかるか、(おじいさんがつくった)このタンスを捨てることはならんぞ」 → 欅のタンスは倉庫に保存

また父の格言を思い出したら、ここに付け加えていこう。



養蜂業の皆さんとの懇親会

youhou0001 養蜂の現状と対策 ←PDFはこちらからです。

毎年、田川地域の養蜂組合総会後の懇親会にご案内を頂き、意見交換をさせて頂いている。令和元年9月定例会において、緑友会福岡県議団代表質問で「養蜂業の振興について」取り上げた。当時の質問と知事答弁は以下の通りだったが、養蜂の現状と対策について意見交換させてもらった。

(令和元年9月代表質問〜神崎質問)
施設園芸農業におけるハチの活用や養蜂業の振興についてお尋ね致します。
日本での本格的な養蜂が始まるのは明治時代になってからで、それまでの二ホンミツバチを利用した伝統的手法から、多採密で群の勢いが強いセイヨウミツバチの移入と巣箱、人工巣礎、蜜蜂分離器の発明により技術が確立され、それらを導入することで現在のような近代養蜂が発展することになりました。
本県でも、養蜂が各地で盛んに行われ、全国でも有数の蜂蜜の産地となっております。また、県内の養蜂家は、本県の主要な園芸品目であるイチゴや柿などの果樹の栽培に必要な花粉交配用のミツバチを安定的に供給するなど、本県の園芸農業の振興に多大な貢献をしています。
そこで知事にお尋ね致します。現在、県内の養蜂業の実態はどうなっているのかお聞かせ下さい。また、養蜂振興法では、届出によって飼育情報を得て、都道府県が適正な蜂群の適正配置をする考え方でありますが、飼育届を提出せず、勝手に巣箱を置く、いわゆる趣味で養蜂をしている者もいると聞いています。県ではどのような対応をとっているのか、また、沖縄県では適正な蜂群配置のため、独自の養蜂場マッピングシステムを確立しており、関係者がパソコンでリアルタイムに蜂場の位置を確認できると聞いていますが、本県では、養蜂家のミツバチの飼育の状況や蜜源の状況により、蜂群配置に係る調整をどのように行っているのかお聞かせ下さい。
養蜂におけるミツバチについては、2000年代より、働きバチのほとんどが女王バチや幼虫を残したまま突然いなくなり、ミツバチの群が維持できなくなるという事例が問題となりました。その原因は、病気、ダニ、農薬などの可能性が指摘されています。国内でも2008年から2009年にかけてミツバチが減少する事例が起きたころから、農林水産省が、農薬とミツバチの被害発生との関連性について、平成25年度から27年度の3年間調査をしております。その結果、農薬が原因と疑われるミツバチの被害については、水稲のカメムシを防除する出穂期・開花期に多く、その防除に使った殺虫剤にミツバチが直接暴露したことが原因の可能性が高いことが分かりました。
そのため、全国の市町村ではネオニコチノイド系農薬の規制を求める意見書も提出されているところです。
本県でも、その時期にミツバチに影響のある、農薬の使用を避けるようにJAの稲作歴に反映させ、農家への指導を徹底するとともに、養蜂家へ防除時期の情報を提供していると聞いておりますが、ミツバチが減少しないよう今後とも対策の徹底をお願い致します。

(知事答弁)
本県の養蜂業については、現在、239戸において、約9千群のミツバチが飼育されており、この群数は、全国5位となっている。
ミツバチの飼育にあたっては、養蜂振興法に基づき、毎年、飼育期間、場所、群数を記載した飼育届を県に提出することになっている。
このため、飼育を始める方に対し、この届出について周知を図るとともに、未提出が判明した場合は、速やかに届出を行うよう指導している。
また、県では、提出された飼育届を取りまとめ、その情報を全ての養蜂家に提供している。そのうえで、6農林事務所毎及び県域で、県と養蜂家による会議を開催し、蜜源の競合が起こらないように、群の配置を調整している。

(神崎質問)
一方で、農薬の問題以上にミツバチが直面している課題が、植物の減少です。ミツバチが栄養源を得るための資源である花が減れば、当然ミツバチの繁殖は減少していきます。ミツバチが健全に繁殖し、群数や個体数を保てるような環境を構築することでミツバチ減少問題の解決につながっていくと考えます。
そこで知事にお尋ね致します。大切な蜜源植物の確保やミツバチの衛生など、養蜂業を続けていくうえでの課題が生じており、地元の養蜂家からも今後の経営について不安の声が上がっております。本県の養蜂業の振興について、どう取り組まれるのかお尋ね致します。
「ミツバチが地上から死滅したら、その後、4年で人類は滅ぶ」という言葉があります。ミツバチから恩恵を受け、その恩恵に対する報い方を考え、人間とミツバチの共存関係を深めていかなければなりません。

(知事答弁)
本県の養蜂業は、ハチミツを生産するだけではなく、あまおうなどの栽培に欠かせない花粉交配用ミツバチを確保するうえで、重要な役割を果たしている。
このため、県では、養蜂家が飼育するミツバチの群数に見合った蜜源の確保と衛生対策を進めている。
具体的には、県と養蜂家による協議会において、国の補助事業を活用し、蜜源植物であるれんげやモチノキなどの植栽に取り組んでいる。
また、伝染病の発生・まん延による群数の減少を防ぐため、家畜保健衛生所が、全ての養蜂家に対して、毎年、巣箱のミツバチの衛生検査を実施するとともに、巣箱や器具の消毒、ミツバチに寄生するダニの駆除など、衛生的な飼育管理を指導している。
今後とも、こうした取組みにより、本県の養蜂業の振興を図ってまいる。



令和6年2月定例会開会と訪韓視察団

2月22日から3月22日までの30日間の日程で、令和6年2月定例会が開会された。服部知事から議案の説明があり、「1000億円の人づくり」、「県内GDP二十兆円への挑戦」、「安全・安心で活力ある社会づくり」の3つの柱に基づく施策を力強く実行し、福岡県の未来を見据え、成長・発展を加速前進させると述べられた。この方針のもと、「将来を守るサステナブル社会への改新」、「未来を拓くイノベーションの創発」、の二つの視点を持って施策を展開していくとしている。
一般会計の総額で2兆1461億円の新年度予算案と今年度の2月補正予算案が提出された。県立高校に、子どもたちの状況にあわせてカリキュラムを組める、「学びの多様化学校」 不登校特例校として全国で初めてを設置する費用として1225万円余を盛り込んでいる。服部知事は「少子化に歯止めをかけるため、子どもを安心して産み育てることができる地域社会づくりを進めます。 そして、近年増加している不登校の子どもたちに多様な学びの場を提供し、誰一人取り残さない教育を実現します」と述べられた。国政も県政も、「人づくり」を最重要課題と捉えて、「人」に対しての施策を強く実行しなければならない。そういった意味で今所属している特別委員会、「子育て支援・人財育成調査特別委員会」の役割は極めて大きく、しっかりその意義を踏まえた委員会にしていかなければならないと強く思っているところである。

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また2月定例会開会日の散会後の夜より、福岡県議会で韓国公式訪問団の一員(福岡県日韓友好議連副会長)として韓国ソウル及びプサンを訪問した。韓日親善協会中央会や2028ITTF世界卓球選手権大会(団体戦)福岡県誘致のための視察訪問であった。

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九州各県議会の連携と九州の一体的な発展を目指して

令和6年1月29日、「九州各県議会議員交流セミナー」が開催されました。九州各県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題などについて情報および意見交換を行うことにより、政策提案能力その他議会機能の充実を図るとともに、議員間の親睦を深め、共に九州の一体的な発展と地方主権の確立を目指すものです。
ご存じの通り、半導体受託生産最大手のTSMCが、熊本に半導体の新工場を建設しています。九州経済調査協会が2023年12月25日に発表した最新レポートによると、2021年から2030年までの10年間に九州地域で予定されている半導体関連設備投資による経済波及効果は20兆円、熊本県では、10.5兆円の経済波及効果が生じると推計されています。
かってシリコンアイランド九州と言われていましたが、まさに復活です。九州は農林水産業の一次産業、自動車産業を初めてとした製造業、そして水素エネルギーやLSIやロボット等の先端技術、温泉や明治の産業革命近代化遺産群等の観光資源・・・あらゆる面でポテンシャルが高い。競争と協調、そして連携しながら九州各県が持っている高いポテンシャルをさらに付加価値を加えながら価値創造していければ、自ずと九州は一つになっていけると思います。
講演では、アジア獣医師連合・九州の自立を考える会の藏内勇夫会長から「ワンヘルスによるウエルビーイングの実現」と題して記念講演が行われました。ワンヘルス(One Health)とは、「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を一つの健康と捉え、一体的に守っていくという考え方です。私たちが健康に暮らしていくためには、地球に暮らす動物、そして地球自身も健康である必要があります。

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1月31日には、「九州・沖縄防衛議連連絡協議会総会」が開催されました。本協議会は、九州・沖縄各県及び市町の各防衛議員連盟が連携し、国の防衛に対する各県、市民の意識の啓発と高揚を図ること等を目的に設置されているものです。
総会後は、ここでも「ワンヘルスについて」FAVAアジア獣医師連合・九州の自立を考える会の藏内勇夫会長から説明があり、そして記念講演では防衛省顧問の山崎幸ニ前統合幕僚長から「統合運用における領域横断作戦について」の講演が行われました。

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新年恒例行事も戻り

1月7日、消防出初式、行政区新年の集い、20歳の集い(成人式)に出席し、いずれも来賓挨拶があった。
田川郡は7カ町村あり、毎年のように行事が同日同時刻と重なっている。体はひとつしかなく仕方がない。行けないところには、電報を送らさせて頂いている。
新型コロナウイルスが5類となって初めての年始行事、やっと新年恒例行事も行われるようになってきた。コミュニティの大切さ、人と人との交流の良さを皆さん実感しているように思えた。

【添田町消防出初式】
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【添田東行政区新年の集い】
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【添田町20歳の集い】
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仕事始めは挨拶まわりから

1月4日より仕事始めとなり、行政機関や地元企業等々に挨拶まわりをしている。毎年、自宅に県出先機関の方々がご挨拶に来られるので、今年はこちらから挨拶にと思い訪問したが、やはり行き違いになってしまった。
麻生泰会長ともお会いでき、しばらく話をする機会があった。麻生泰会長と話をしていると、いつもやる気が湧いてきて、変革時代だからこそ挑戦しなければならない、それが現役である自分課せられた使命なんだと強く感じる。

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5日には在日本大韓民国民団福岡県地方本部 「2024年 新春賀詞交歓会」が行われ、来賓出席してきた。自民党県議団に入り、福岡県日韓友好議員連盟の副会長を拝命しているが、緑友会福岡県議団の時は、初当選から福岡県タイ友好議連副会長だったので、今回初めての参加だった。
県日韓議連では慶尚南道議会と友好交流協定を結ばれていて、両国の友好関係促進に尽力している。これからも両国の地方と地方、人と人が様々な分野で親交を深め、友好の輪を広げていくことが重要であり、交流促進や多文化共生社会の実現に向けて取り組んでまいる。服部知事の代理として、県企画振興部国際局長が代表して来賓挨拶をされた。

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令和6年年頭に際して

はじめに、元日の1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、お亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。そして被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
また翌日の2日には、地震対応に向かう途上、航空機事故が起こりました。お亡くなりになられた海上保安庁職員の方々のご冥福をお祈り申し上げます。
さらに3日には、北九州市の「鳥町食道街」から発生した火災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今後、「令和6年能登半島地震」における被災地や北九州市火災による被災地の1日も早い復旧復興を心からお祈り申し上げます。

福岡県や地元田川でも、毎年のように襲ってくる豪雨災害、自然災害にに見舞われています。今年は自然災害が起こらないことを祈りながら、県政の発展と県民の福祉の向上に全力で取り組む所存です。引き続きのご指導とご助言を賜りますようお願い申し上げます。

家族もみんな健康で、年末年始は大晦日と元旦だけゆっくり自宅で過ごすことができました。当たり前に感謝をしなければならないと改めて思っています。

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