神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
last update 2026/10/05 20:56
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【第10回】「慣例だった」とは、どういうことなのか

noteマガジン「福岡県議会で何が起きているのか」を更新しました。

「福岡県議会で、何が起きているのか。」第10回「慣例だった」とは、どういうことなのか ←notoマガジンはこちらからです。

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10月2日、樋口県議が記者会見を開き、議長就任前に、ゴルフ代や食事代、お車代など、多額の費用を負担していたことを明らかにしました。
一方で、
「議長に就任するために現金を渡したことも、受け取ったことも一切ありません」
とも説明されています。
今回の証言を聞いて、私は改めて考えさせられました。
それは、
「金銭授受」とは、いったい何を意味するのか。
ということです。

「金銭授受」と聞けば、現金を渡す、受け取るという意味に捉える人もいるでしょう。
しかし、今回明らかになったのは、現金そのものだけではありません。
ゴルフ代、飲食代、お車代、旅費など、さまざまな形で費用を負担することも含まれています。
もし「金銭授受」という言葉を、現金の手渡しだけという意味で使う人と、そうした経済的な利益の提供まで含めて考える人がいたとすれば、同じ質問をしても、答えの意味が違ってしまう可能性があります。
だからこそ、今回の調査では、まず何を調査対象とするのかを明確にする必要があると思います。
現金だけなのか。
飲食代、ゴルフ代、宿泊代、旅費、お車代、物品なども含めるのか。
そして、
誰が、誰に、何を、どのような目的で、どの程度提供したのか。
さらに、それが議長・副議長などのポスト、あるいは議長になるためのキャリアパスと言われる議運委員長と、どのような関係にあったのか。
そこまで具体的に調べなければ、本当の意味で全体像を明らかにすることはできないのではないでしょうか。

私は、今回の問題を「誰が嘘をついているのか」という話だけにしてはいけないと思っています。
言葉の定義を明確にする。
事実を一つ一つ確認する。
そして、誰に対しても同じ基準で調べる。
その上で初めて、何が「慣例」として行われていたのか、その慣例が議長・副議長などのポストとどのような関係にあったのかが見えてくるのだと思います。

「慣例だった」で終わらせない。
そして、
「現金ではないから金銭授受ではない」
という整理でも終わらせない。
何が行われたのかを、一つ一つ明らかにする。
それが、県民の信頼を取り戻すために必要なことではないでしょうか。

▼第10回
「慣例だった」とは、どういうことなのか
――樋口県議の証言と、私自身が第三者委員会に伝えたこと――

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2026.10.3


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