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福岡県文化議連管外視察〜平成29年12月21日〜23日

福岡県文化議員連盟管外視察で、兵庫県の竹中大工道具館へ。竹中工務店の創立85周年を記念して昭和59年に開館した日本で唯一の大工道具の博物館。館長から説明を受けながら、日本建築の美というか、和の伝統美の素晴らしさを実感する。木にはそれぞれの特徴やクセがあり、適材適所の木を使うための知恵と経験が必要。棟梁に学ぶリーダーとしての仕事ぶりなど、大変学ぶところが大だった。日本独自に発展してきた大工道具は、まさに日本人の気質や繊細さを表している。

国宝、世界文化遺産の姫路城。世界でも類を見ない日本最高峰の木造建築で、昭和の大修理から45年が経ち、築城事そのままの美しい姿で次世代に引き継ぐため、漆喰壁の塗り替えや屋根瓦の葺き直しを中心に約5年をかけて行われた。姫路城の数々の歴史物語を聞きながら、専守防衛の姫路城の凄さに驚くばかりだった。日本で初めて世界遺産として登録され、歴史考察をするための資料や建築様式といった技術的なもの、歴史的観点からも、貴重な日本の宝であるから、それを維持継承していくには相当なお金も人材も必要となる。観光の面からも参考にしなければならない。

アニメのテーマパーク「ニジゲンノモリ」では、まったく予備知識がなかったが、行きがけのバスの車中で、クレヨンしんちゃんの「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を見て、な〜るほど。ニジゲンノモリのコンセプトは、「アニメ×自然×テクノロジー」。県立公園内に3つのアトラクションをつくり、昼はアスレチック系や絶叫系、夜はテクノロジーを駆使した映像が美しいアトラクションが楽しめる内容となっている。パソナグループがテーマパークに進出したのは、地方創生という言葉があったという。2013年に兵庫県から県立淡路公園の利用促進を目指す民間事業公募の話があり、「京都や大阪に比べ兵庫へのインバウンド需要の取り組みは圧倒的に弱い」ことに目をつけたという。外国人に向けた日本の強みを生かしたコンテンツは何か。ひねり出したのが、アニメパーク構想だった。地方のテーマパークの多くは苦戦しているが、京都や大阪以外に他の場所も訪れてみたいという外国人観光客をいかに取り組めるかということだと思う。

世界初の陶板名画美術館の大塚国際美術館への視察。初めて訪れたのが、2001年企業時代に大前研一先生の向研会だった。これは凄いと思い、家族も連れて行ったり、既に5回も見に行っている。日本に居ながらして世界の美術館巡りができるから、是非一度は訪ねてみてはと知人にも紹介している。百聞は一見にしかず。

2017.12.25 17:59


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