神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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教師は五者たれ、ピグマリオン効果

久しぶりの教育論議。3月で定年退職した辻眞作先生、既に定年生活を満喫(?!)されている太田亮一先生とバーベキューをしながら田川の教育、日本の教育について熱く語った。途中、小学校に勤務している長女も立ち寄り、暫く熱心に聞き入っていた。その話の中で、教師は五者たれという話題になり、五者の精神とは、

学者〜人にものを教えるのであれば、膨大な知識を身に付ける必要がある。膨大な背景知識を習得していれば、自信を持って教える事が可能になる。また、知識や理論だけを身に付けるだけじゃダメで、あらゆる分野の経験を積み重ねることが何よりも大事。どんな知識や理論よりも、自分の経験には説得力がある。

医者〜子どもの性格や長所短所を見抜く力が必要。タイプや性格を素早く見抜き、強みを伸ばし、弱みを克服させる力。

役者〜人を惹きつける力。よく揚や間の取り方、場の盛り上がり方、その場に応じた身だしなみ。教師は、単にものを教える仕事ではなく、役者の側面を持つことが大事。

易者〜占い師の事。子どもたちが抱えている悩みや不安を取り除く力。 多くの心配や不安を抱えている子どもに、「あなただったら絶対に大丈夫」「自分を信じろ」と、自信を持てるように後押しする。 根拠がある訳でも無いのに、1つ1つ可能性が実現するように後押しする必要がある。

芸者〜楽しく学べる環境を作る力のこと。タイミングよく「笑い」を盛り込むスキル。陽気に振る舞い、場の明るさ、明るい子どもへと変化させる力。

なかなか面白かったのが、ピグマリオン効果についての話。人間は期待された通りに成果を出す傾向がある。50年も前に、アメリカの大学で教育心理学の実験で、ネズミを使った実験をし、実証されたもの。長女も興味深く聞いていて、さっそく期待度が高い、みんな出来るね、評価されとうよ、と誉める授業をしたよと実践しているようで、一人前の教師になっていくためには、一流の指導者に接することが大事だと感じたみたいだった。筑波大学なんかにどんどん研修で行くことを勧められていた。

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