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県土整備常任委員会が審議ストップし異常事態に

12月定例会、14日から常任委員会が開催され議案の審議が行われた。採決を終え、執行部から報告事項があり、その中に「花宗川改修工事」についての報告があった。

11月29日に大川市や筑後市など5市町からなる「花宗川改修期成会」の国土交通省への陳情で、期成会の顧問を務めている鳩山二郎衆議院議員の問題発言をめぐり審議がストップした。

県土整備部長から説明があり、その場にいた筑後市の田村貴子副市長に確認したところ、鳩山氏が「筑後市はどうでもいい、私の選挙を邪魔したところだから」などと発言していたと報告された。委員会で、鳩山氏発言をめぐる期成会のなかの対応について確認したが、執行部は把握していなかったため、審議が中断した。15日は、朝からずっと会派控室で待機していたが、結局、審議は再開されなかった。

正副委員長が状況説明に会派控室に来られ、16日13時より非公式の代表者会議が行われるとの事。16日15時半から県土整備委員会の審議が再開された。

再開後、県土整備部長が電話で、大川市長に確認したところ、大川市長からは、「発言自体は適切なものではなかった」「筑後市長から電話を頂き、不快感を示され、すぐに代議士に電話して、期成会会長として、”ご注意願います”という旨を伝えたところ、代議士から、「以後、気をつけます」と言われた。」

また、県土整備部長より、このような発言をした人を顧問に選んだことについて責任を感じていないのか、顧問の再検討が必要ではないかという質問には、「地元代議士にお願いするのが当然だと思っている」「地元代議士のご支援なしでは期成会運営はできません」と答えたと報告があった。

報道では、鳩山氏は覚えていないと言いながら、「以後、気をつけます」とは、その場の言い逃れであり、自分の言動に責任を持たない不誠実な対応だと委員から発言があった。また、自分も手を挙げ発言したが、「顧問は引き続きと継続するということ?ここは一旦、顧問を退かれたほうが良いのではないか」と申し、「地元県議が、この期成会に入っていないが、地元県議も顧問なり期成会に入ってもらうように要請されてもいいのでは」と意見を言わせてもらった。何れにしても、長い歳月をかけて、この花宗川改修に尽力してきた先人の皆さん、流域の住民の皆さんの願いを何と思っているんでしょうかと言いたくなる。地域のために頑張ってこられてきた多くの人の努力を踏みにじる発言だと強く憤りを感じる。

=2016/12/15付 西日本新聞朝刊=
自民党の鳩山二郎衆院議員(福岡6区)が地元の河川改修事業を国に要望する際、自らの補欠選挙での協力姿勢を引き合いに出し、「筑後市はどうでもいいんです」などと発言したと、県側が14日の県議会県土整備委員会で報告した。その場ですぐに「冗談です」と話したという。鳩山氏は西日本新聞の取材に「どういう発言をしたのか正確には記憶していないが、今後とも地元のための要望活動には精いっぱい取り組みたい」としている。  県によると、要望は11月29日、筑後市や大川市など5市町を流れる花宗川(はなむねがわ)の改修を求める「花宗川改修期成会」の地元首長らが国土交通省の幹部職員に対して行い、会顧問の鳩山氏も同行した。発言は「筑後市はどうでもいいんです。私の選挙を邪魔したところですから」との内容で、県議側から問い合わせを受けた県側が、要望活動に同席した筑後市の田村貴子副市長から聞き取ったという。  委員会では自民党など3会派の議員4人が「言語道断だ」などと批判。今後の審議方針を検討するため中断し、そのまま散会した。前大川市長の鳩山氏は10月の同補選で筑後市出身の候補らと争い初当選。期成会顧問に就任した。


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