子供たちが大きくなり、映画館に行く機会もつくるようにしてきたけど、10年前までシアターで映画を見ることなんてなかった。同級生から「泣きながら生きて」という映画が上映されていて、観終わったあと外に出れなかった。涙が乾かないのです。と書いてあった。僕が一番感動しあた映画は、1997年に上映された「タイタニック」だった。実は映画館で観たのではなく、翌年、学校の先生たちと一緒にヨーロッパ(イギリス・スイス・イタリア〜太田・八隅・小峠・中山・神崎)に旅した時に、行きの飛行機の中でビデオ放映されていた。もちろん、英語バージョンだけど、もう涙が溢れて来て止まらなかった。終了後、後ろの席を振り返ると八隅先生も目を真っ赤にして泣いていた。何度か、タイタニックの事を、このブログでも書いてきた。(2010年には)(ハインリッヒの法則)(船場吉兆問題を対岸の火事にしない) それは、映画「タイタニック」は、氷山があってぶつかるかもしれないという忠告を無視して、人命よりも船長やオーナーの名誉を優先させてしまい、今、僕らの周りにも同じような状況にあるんじゃないのかと思ったから・・・どうしても、映画のシーンと同じ状況に政治も経済も直面しているような気がしてきて・・・
ヨーロッパから帰国して、すぐに妻育子と二人で、飯塚シネマセントラルにタイタニック(字幕)を観に行った。もちろん、育子は号泣していたが、どうも僕が飛行機の中で見た字幕なし英語バージョンとは内容が違っていた。自分勝手に解釈していたようで、本物の内容は内容でまた感動してしまった。1912年4月10日に出港、4月14日23時40分〜15日2時30分沈没までの人間模様っていうか、ジャックとローズの偶然の出会い、そしてタイタニック号の運命が切ないというか、胸が苦しくなってくる。
海に投げ出されたジャックとローズ、流されてきた木の扉にローズを乗せて、震えながらジャックが言った、「君はこんな状況から抜け出して・・・生き続けるんだ」「子供をたくさん産んで・・・彼らの成長を見守って、」「死ぬのは老婦人になってからだ。暖かいベッドでね。」「こんなところじゃない。今夜じゃない。」「わかるね。・・・」
「チケットを勝ち取ったのは僕の人生で一番すばらしい出来事だった。」「僕を君へと導いてきてくれたのだから。僕は感謝しているよ、ローズ。とても感謝している。」「僕のために・・・」「君は僕の名誉・誉れになってくれ」「生き延びると約束してくれ。」「決してあきらめたりしないと・・・」「どんなに絶望しても・・・」「さぁ、約束してくれ。」「そして決して約束を破らないと。」
「約束するわ。」「どんなことがあっても決してあきらめないと・・・」安心したようにジャックは微笑んだ。最後のジャックの言葉がたまらなかった。そして、遠ざかる意識の中で、ローズが助けに来た救命ボートの明かりを見つけ、冷たくなっていたジャックの手を離し、「あきらめないわ」と泳ぎだし、既に凍死している乗務員の首に下がっていた笛を取って必死に吹き続ける。
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タイタニック船内が蘇ってきます。
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