神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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平成筑豊鉄道のアイデア

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少子高齢化。田川もどんどん過疎化が進み、昨日乗車した平成筑豊鉄道も地域の足を如何に守るか、様々な知恵を出している。今日の西日本新聞の社説「駅の命名権」にも掲載されていたが、35の駅と車両5両の施設命名権(ネーミングライツ)の販売をはじめている。利用客の伸び悩みと、これまで赤字を補てんしてきた地方自治体も財政的に支えていくことに限界を迎えているんだと思う。

もし自分が経営者だったらどうする?貨物輸送もなくなり、駅の無人化やワンマン化しコスト削減も限界。ここで乗車料金値上げになると益々利用者減に拍車がかかりかねない。やはり需要を掘り起こし、利用者増につながる企画と営業活動しかないなぁ。先日、NPO新聞環境システム研究所の川上理事長と話をしている中で、「例えば区間を分割して、ピストン列車にすればどうか、それにより利便性がグッと良くなりますよ」 つまり直方から行橋までじゃなく、短い区間を往復させる事により、地域の足になろうとするもの。また、駅周辺にある環境や福祉、それと観光、さらには教育といった地域行政施策と関連させることが不可欠だと思う。例えば環境面では2酸化炭素排出削減計画における公共交通利用の促進、東国原知事も取り組んでいるノーマイカーディの推進。中学校・高校の学校区の広域化・進学選択ひとつ考えてもいいんじゃないか。駅ごとの観光開発も推進していく。特に映画ロケ特区等を手掛け、規制を緩和することによるロケ誘致もありだと思う。そうそう、「男はつらいよ〜幸福の青い鳥」(1986年)も田川伊田駅でロケされている。昨日のようなカクテル列車のイベントも大いにやるべき。

もっとみんなでブレストすれば、気がつかないアイデアが出たりニーズにあったサービスが見つかるんじゃないかと思う。それを考えることこそが、将来を見据えた自らの生活、地域に対する思い、目先の利便性だけじゃなく、安心やゆとりといった価値観、鉄道に頼らざるを得ない人たちへの思いやる気持ち、さらに環境への配慮を考える機会になり、住民参加型意思決定のプロセスが生まれてくるような気もしてきた。

2008/07/07 22:11

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