神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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筑豊地区教育力向上福岡県民フォーラム

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教育力向上福岡県民運動は、教育力向上福岡県民会議の提言である「福岡の教育ビジョン」の実現をめざし、子どもにかかわる県民一人一人の教育力を高めるとともに、学校・家庭・地域が主体的にそれぞれの教育力を高めながら、「福岡がめざす子ども〜志をもって意欲的に学び、自律心と思いやりの心をもつ、たくましい子ども〜」を育てる県民運動のこと。

12月20日、筑豊地区教育力向上福岡県民フォーラムが飯塚コスモスコモンで開催された。テーマは「鍛えよう!ほめよう!学校の教育力向上プロジェクト」で、 実践報告校は、桂川幼稚園・ 椋本小学校・鎮西小学校・下山田小学校・糸田小学校だった。たまたま、鎮西小学校の石井先生は、前任校が添田小学校で僕の子供の担任だったこともあり、興味深くその実践を聞いていた。
12月定例会の代表質問で取り上げたが、文部科学省が今年4月に実施した全国学力・学習状況調査について地区別結果が発表されている。県内で平均正答率の差が最も大きかったのは、中学校の国語Bで、福岡地区の70・0に対し筑豊地区は59・4と10・6ポイントの差になっている。次いで中学校の数学Bで福岡地区の43・2に対し筑豊地区は33・1で10・1ポイント差。最も差が小さかったのは小学校の算数Aで、福岡地区79・5に対し筑豊地区74・6と4・9ポイントの差だった。福岡地区が小学6年生の「国語A」を除く7つの科目で最も高かった一方、筑豊地区は、すべての科目で最下位。
一方、本調査が始まった2007年度に比べ地区毎、教育事務所毎の平均正答率の最大・最小差は、小学校で2・1ポイント、中学校で3・3ポイントと全体的には縮小している。また、全国の公表に伴い北九州市の調査結果が公表され、その内容を見ると小学校の算数Aで、筑豊地区と北九州市が同等という結果を得ていて、これは、調査が始まって以来、初めてのことであり、筑豊地区の市町村教育委員会、学校の努力が実を結びつつあることの表れではないか。今こそ、筑豊地区の学力向上に向けた支援を強化すべきだと考える。本当に、筑豊地域の学力向上に向けた取り組みを県の最重要かつ最重点的な課題として位置付けなければならないと思う。

福岡県では地区別にこの「教育力向上福岡県民フォーラム」を開催しているが、同じような実践報告となっているのかなぁと思った。内容を聞くと着実な成果が上がっているし、実践されている学校の努力に感謝したいと思う。ただ、何となく、聞き手に訴える報告になっていない。実践があるのであれば、聞く人に訴えるような、熱のこもったプレゼンであってほしかった。発表された先生方も、話術やプレゼン力は相当なものだから、ノー原稿で現場の状況を語ってもらった方が絶対にいい。きっと、ノー原稿で実践を話してもらえれば、もっと心に響く実践報告会になったのになぁと思った。


その他平成25年活動報告はこちらから>>

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